レポート

会津若松市スマートシテイの調査報告

2023年03月13日

2023.3.2-3、佐世保商工会議所とながさき地域政策研究所が共同で、福島県会津若松市・会津若松商工会議所・スマートシテイAiCT(会津ICTコンソーシアム)を訪問し、調査させていただきました。AiCTとは、会津若松市で、アクセンチュアが中心となって、凸版印刷・ソフトバンク等の全国企業と地元企業が協働して、食・農業、観光、ヘルスケア、防災、行政等の分野でICTを推進する仕組みです。長崎県内でもデジタル田園都市国家構想への申請等、スマートシテイに取り組んでいる自治体がありますが、これから本格化するものと思われます。会津若松市は、2011年東日本大震災を契機とした人口減少の加速と観光客激減、富士通の撤退等、地域の居住・産業基盤の疲弊、観光の衰退があります。具体的なスマートシテイの内容としては、母子手帳のデジタル化、市役所のホームページで住民が自分の趣味・関心をインプットすることで、一人ひとりに合うメニューや情報がリコメンドされてくるという機能もあります。会津若松では、外部から誘致する企業と、地場企業が協働してスマートシテイを成功させて、持続可能な地域社会づくりを行っています。

  • 【日時】
  • 2023年03月13日

菊森 淳文

理事長

菊森 淳文

きくもり あつふみ