8月22日、福岡で行われた、内閣府IR推進会議主催のとりまとめ「観光先進国の実現に向けて」に関する公聴会で、私が西九州統合型リゾート研究会有識者委員長として「意見表明」を行いました。意見の内容は、内閣府ホームページ等に公開されており、要点は次の3点です。
① IR導入により、インバウンドを含む観光客誘致による地域振興の効果は大きく、期待。
② 「観光産業革命」を目指し、ショッピング・MICE機能等、複合的な施設であることによる相乗効果は大きい。
③ 社会的リスク対策に万全を期し、地域の合意形成を図ることが重要。
内閣府からは、カジノ規制・公租公課等について、次の説明がありました。
① 日本人等によるクレジットカードを利用したチップの購入を禁止。
② 日本人等の入場回数を長期(月単位)・短期(週単位)で制限。入場には、マイナンバーカードで本人確認。
③ 納付金は、定額部分とともに、GGR(カジノ事業の粗収益)の比例部分を併せて徴収。収益比例部分は幅広く公益に活用。
IRは地域経済・雇用の起爆剤となりますが、同時に厳格な規制と、収益金の地域への還元が必要です。