2019年1月22日 2018年度総務省IoTサービス創出支援事業の一環として、国立大学法人長崎大学大学院工学研究科が申請し、シンクながさきが協力する「五島・マグロ養殖基地化を実現するIoTシステムの実証事業」において、実証実験成功の発表がありました。
クロマグロは赤潮の影響を受けやすいため赤潮の早期検知が重要となりますが、従来は採水、運搬、分析におよそ半日を要していました。開発チームでは、ドローンによる俯瞰撮影・採水、AIによるプランクトンの判別システムを開発し、採水・分析・漁業者までの通知を約15分に短縮する実証を行っていました。この事業は今後も継続し、2年後にはAIを活用した「赤潮予報」の実用化を目指します。